【人は人で動く】
コミュニケーションの持つ力は強い。
コミュニケーションは力です。
特別なスキルも能力も持ち合わせていないわたしがこの世界を生き抜いてこれたのは、
この力の重要性に気が付き、常に意識して行動してきたからです。
コミュニケーションは人が生き抜くための力であり、人と人を繋ぐ強力な手段です。
結局のところ、人は人の持つ魅力に惹かれ、人によって動きます。
自分の放つ言語/非言語にもう少しだけ意識を向けてみましょう。
伝えたいものごとがきちんと伝わっているのか、その最後の段階まで追いかけてみましょう。
コミュニケーションを円滑するには、いくつかのポイント押さえる必要があります。
まず第一に、共通認識持つことが重要です。
共通認識とは、お互いが同じ理解をしているかということですね。
わたしたちは、話をするのに言葉を使います。
ひとつの言葉、ひとつの文章が持つ意味にはいくらかの幅があり、
同じ言葉を使っていても指しているものが全く同じとは限らないの現実です。
皆さんも経験があるかもしれませんが、
同じ「結構です」という言葉が、イエスとして使われることもあればノーの意味を持つこともある。
そう、ご存知ですよね。
言葉はそこに正反対の意味まで含めることができるのです。
使っている言葉の上に乗っている意味が、お互いの頭の中で同じものを指しているのか。
これが重要だということです。
実は、コミュニケーションという言葉自体がかなり大きな幅を持っています。
コミュニケーションを円滑にするという共通の目的があって議論を重ねているのに、話が全然まとまらない。
その原因として、コミュニケーションがどういうものであるかの認識がそもそも違っている場合があります。
わたしは常にコミュニケーションを3段階に分けて捉えるようにしていますが、
この3つは違う言葉を当てた方がいいのではないかと思えるほど全く違います。
これらの違いを無視して話し合いをしても、共通認識がない状態で無理な努力をしているので結果に結びつきません。
どんなに頑張っても上手くいかないのは、求めているものが違うからです。
そんな努力に貴重なお金と時間をかけていることに気が付いて欲しい。
努力しても無理なんだという悲しい勘違いをしないで欲しい。
コミュニケーションが下手だという理由で何かを諦めたり失ったりしないで欲しい。
全てを網羅しようとしなければ、コミュニケーションはもっと単純に考えることができます。
だから、せめてもう一度だけ努力する勇気を持ちましょう。