それでも世界は美しいと言いたい。

好きなものに囲まれたシンプルな生き方を

「楽なこと」と「楽しいこと」

人はすぐに楽をしようとする。誰でも頭では分かっているのに、実際自分がそういう人間だと認めることは難しい。

 

でも、心に余裕があってもなくても関係なく、人というのは確実に楽な道を選ぶ。それが嫌なら意識的に変えるより仕方のない習性だと思う。もちろん、人間の善悪とも関係がない。

 

 

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最近気に入って買ったデニムのパンツが思ったよりもゆるくて、でもシルエットが綺麗だったので頻繁に履いていた。

 

しばらくして久しぶりに、そのパンツを購入する前まで頻繁に登場していたデニムのパンツを履いてみたところ、驚いた。ちょっとキツいのだ。


今までそのパンツをキツいと思ったことなど一度もなかった。むしろ一番「楽」だと思っていた。毎日鏡を見ているけど、ここ最近で急激に太ったなんていうことは絶対にない。見た目は全然変わっていないのに、ウエストも太もももはっきりキツいと感じる。

 

 

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わたしの身体はなんて簡単に「楽」を選択してしまうのだろう。そのことに気がついてショックだった。ほんのちょっとのあいだだけ、ほんのちょっといつもよりゆるいパンツを履いていただけ。それだけで、わたしの身体はいとも簡単にゆるい方へと流れてしまうのだ。


きっと、心だって同じだろう。心と身体は不可分だ。心の方がはっきり外に出ない分かりにくいけど、今までもずっと、ゆるい方ゆるい方へと合わせて無意識に選択してきたんだろうな。


わたしはずっと「楽なこと」と「楽しいこと」は絶対的に違うと思っていた。でも、楽なことに流れるのはこんなに簡単なのだ。意識は後からついてくる。選択の方が先だ。

 

 

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自分が簡単に流されてしまう人間なのだと身体で理解できて良かった。人間も普通の生き物だから逆らえない習性はある。だから無駄な期待はしなくていい。失望する必要もない。でも与えられた恩恵は最大限享受し、信念を持って努力しよう。それでいい。

 

心や身体を壊すほど無理はしなくて良いけれど、たまにはちゃんと「楽」に逆らって、意識的に「楽じゃないけど楽しいこと」(楽しいことは人それぞれ違う。自分にとって楽しいことが一体何なのか、そこはしっかり考えないといけない)を選択できる人であればいいのかな、と思っている。

 

 

 

 

 

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