それでも世界は美しいと言いたい。

好きなものに囲まれたシンプルな生き方を

小説は無理に読まなくていいと思う件

「本、読みたいと思ってるんだけどなかなか時間が取れなくてね」

 

 

本好きの方、この台詞を耳にしたことありますよね?

本当によく聞きます。

これって考え方としては普通の優先順位と同じで、それなら今は必要ないんじゃないのかな、とわたしは感じます。

 

 

特に物語なんてもともと遠回しでまどろっこしいことが特徴のようなものです。

ひとことふたことでその真意が伝わるならば物語など必要ありません。

 

だから必然的に読むのに時間がかかる。

消化吸収するにはもっと時間がかかる。

 

明日の自分に役立つノウハウなんて、そこには描かれていません。

 

 

現代の、特に日本人にとって、

物語とは、ただ必要な時に必要なものなのではないでしょうか。

 

物語を無理やりに読んだところで、それはただの時間の無駄にしかなりません。

消化するに至らないのであれば、努力の大半が水の泡です。

 

それならば何か別の方法で埋め合わせたほうがいい。

 必要ならば、必ずいつか出会います。

 

 

だから、無理しないで機会を待ちましょう。

 

 

物語は、いつもそこにあるものです。

逃げたりしないから大丈夫。